先週の大井競馬。
ダートグレードレース・東京盃を制したのはコパノキッキング。
藤田菜七子騎手がついに重賞を初制覇。
ライブで見ていましたが、すばらしいレースぶりでしたね。
まさかハナを切るとは思いませんでした。
すっかり一皮むけた印象の藤田菜七子騎手。
10月5日(土)の新潟開催でも1日4勝の大暴れ。
もはや、女性騎手というくくりで語るのは失礼な域になってきました。
その藤田菜七子騎手×コパノキッキングのコンビ。
次走はJBCスプリントだそうです。
今年のJBCは浦和開催。
全国屈指のクソトリッキーなコースです。
でも、今の菜七子ちゃんなら何とかなる気がします。
ただ、好事魔多し。
ケガだけには十分気を付けてもらいたいものです。
傾向が把握しづらい1900m
さて、今回予想するのは、そのJBCが開催される浦和の重賞。
埼玉新聞栄冠賞です。
距離は1900m、出走は11頭です。
この浦和1900mなんですが、非常に珍しいコース。
1年通して、この埼玉新聞栄冠賞ともう1レースくらいにしか使わないコースです。
そんなこともあり、傾向が非常に把握しづらいコースでもあります。
ただ、スタートが向正面の中間位置。
最初のコーナーに入るまでの距離が非常に短いコースです。
つまりは内枠の先行馬が有利になるのは必定。
また、コーナーを全部で6回回ります。
有力馬であっても、外枠の大型馬は敬遠したいところ。
逆に、内枠の小型馬は人気がなくてもねらい目かもしれません。
先行馬であれば、なおよしですね。
ペースは?
内枠先行有利、というコース傾向を踏まえて、出走各馬の脚質から、展開を予想してみましょう。
メンバーをざっと見渡すと、逃げ馬不在に気づきます。
比較的前に行けるのはディアデルレイとサダムリスペクトでしょうか。
また、中央から転入のマイネルアウラート、ロジチャリスあたりが比較的内枠を引きました。
この2頭も前に行く可能性はあります。
ただ、いずれにしても、積極果敢にハナを切るタイプの馬がいませんので、ペースは落ち着くでしょう。
ゆったりとした流れで、コーナー6回のトリッキーコース。
となると、やはり馬の器用さ、ジョッキーの仕掛けのタイミングがポイントになりそうです。
埼玉新聞栄冠賞の結論
実績だけでいけばセンチュリオン。
ただ、大外枠なんですよね。
馬体が大きい馬だけに、このコースで大外枠は不安しかありません。
そこで狙いたいのは
①キングニミッツ
です。
前走はダートグレードレース日本テレビ盃。
屈強な中央馬が集まる中で4着。
力のあるところを見せてくれました。
あまり浦和で走らせるイメージのない矢野義幸厩舎。
その矢野厩舎が出走させてきたということは、自信があってのもの。
最内枠を活かして、器用に立ち回れば、突き抜けると見ました。
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