10月2日(水)に大井で行われたダートグレードレース・東京盃。
勝ったのは、藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキング。
藤田騎手は見事、初重賞制覇となりました。
それにしても、まったく想像していなかった展開。
まさかコパノキッキングが逃げるなんて・・・。
てっきり、後方に下げて、末脚にかける展開かと思っていました。
いい意味で期待を裏切る騎乗を見せた藤田菜七子騎手。
まだまだ、これからの活躍を期待しましょう。
3歳馬の一戦ではない菊花賞・姫山菊花賞
さて、今回予想するのは、園田の重賞・姫山菊花賞。
菊花賞というくらいだから、3歳馬のレースなんでしょ?
・・・と思われがちですが、違います。
れっきとした古馬重賞です。
距離は1700m。
今年の出走は12頭です。
それでは、例によって、予想人気上位馬から見ていきましょう。
予想上位人気馬
1番人気 タガノゴールド
2番人気 マイタイザン
3番人気 メイショウオオゼキ
前走、金沢の重賞・イヌワシ賞を制したタガノゴールド。
ここのところ馬券外になっておらず、目下充実。
1番人気は必至です。
2番人気は重賞で好走を続けているマイタイザン。
レース間隔が空きましたが、実力は疑いなし。
3番人気予想は、メイショウオオゼキ。
上位2頭とは何度となく当たって、そのたびに壁に跳ね返されてきました。
しかし、大きく崩れてはいません。
前走、勝ち鞍を挙げて意気軒高・・・かもしれません。
予想人気上位馬の取捨選択
タガノゴールド
買い要素:重賞で5連続馬券内。うち3勝。昨年このレースの勝ち馬。園田1700mは負けなし。
不安要素:特になし。
マイタイザン
買い要素:園田1700mは[7.0.0.1]ともっとも得意としている距離。
不安要素:久々のレースがどう出るか。
メイショウオオゼキ
買い要素:園田1700mは[4.1.0.0]とほぼパーフェクト。
不安要素:前走、格下相手にてこずって辛勝。調子が戻っているか。
荒れる・荒れない判定
実力馬が多いだけに、目移りしてしまいます。
ただ、タガノゴールドの目下の充実ぶりを考えると、馬券外はありえないと思います。
マイタイザンも久々が心配なだけで、実績は十分。
可能性としてあるのは紐荒れでしょうか。
紐になりそうな穴馬をピックアップしてみましょう。
推奨の穴馬
⑫ストーミーワンダー
競馬場の格としては、笠松<園田
したがって馬の強さも総合的には笠松<園田
そんな中で笠松からの遠征馬を穴馬に推すのもどうかと思います。
ただ、900mの金沢スプリントを除けば、目下重賞3連勝中。
充実ぶりは目を見張るものがあります。
今回、大外枠なだけに、人気が落ちるのではないでしょうか。
しかしながら、馬も人もコースに慣れていません。
慣れていないがゆえに、大外でぶん回した方が、馬も人も気持ちよくレースができます。
この馬自身は前からいっても、後ろからいっても大丈夫なタイプ。
マークも受けず、気持ちよく走ることに徹すれば、馬券内に入ることもありうるとみました。
姫山菊花賞の予想
◎タガノゴールド
○マイタイザン
▲ストーミーワンダー
△メイショウオオゼキ
タガノゴールドの本命は揺るぎません。
8歳馬ですが、むしろ8歳になってから充実度が高いこの馬。
2000m超のレースで使われることが多い最近ですが、昨年のこのレースを制しているように、もともとは中距離を得意としている馬。
久々の1700m戦で馬が戸惑うことさえなければ、必勝です。
マイタイザンも安定感抜群。
特にこの1700mコースはもっとも得意としているコース。
タガノゴールドは不動の軸ですが、相手本線はこの馬でしょう。
ストーミーワンダーは▲評価。
大外が気にはなります。
・・・なりますが、目下の充実ぶりで蹂躙してもらいたいです。
最後に押さえておきたいのはメイショウオオゼキ。
この馬も大崩れはない馬。
メンバーが揃いすぎて人気にならなそうですが、人気があろうともなかろうとも、ちゃんと走ってくれる一頭です。
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