今回予想するのは、園田の2歳牝馬の重賞・園田プリンセスカップです。
園田と言えば、名手と誉れ高い騎手が多いですよね。
田中学、下原理、吉村智洋、川原正一・・・。
昔も今も、腕のたつ騎手がそろっています。
そんな名手揃いの園田ですが、若手もいきのいい騎手がそろっています。
実況する騎手でも人気な石堂響。
現在はケガでお休み中ですが、地方競馬一のイケメンと言われる鴨宮祥行。
高知から地元の兵庫に移籍してきた松木大地。
リーディング上位にも顔を出すようになった永井孝典や杉浦健太。
挙げればキリがないほど、いい騎手がそろっていますよね。
そんな名手たちがしのぎを削る園田競馬。
レースも激しいレースが多い気がするのは私だけでしょうか。
騎手同士の激しいつばぜり合いが見れるのは、競馬のだいご味の一つだと思います。
そんな園田の重賞・プリンセスカップを予想してみましょう。
距離は1400m、出走は12頭の2歳戦です。
予想人気上位馬
1番人気 スティローザ
2番人気 エムティミーナ
3番人気 キタカラキタムスメ
競馬の予想をする上で、難解じゃないレースなんてひとつもないんですが、このレースは特に難解な一戦です。
とにかく、多方面からの参戦が多く、馬の力量比較ができません。
まして2歳の牝馬ですからね。
センシティブなだけに、前走好走していても、あっさり負けるなんてことはよくあることです。
そんな言い訳じみたことを最初に述べておいた上で、1番人気は船橋のスティローザと見ました。
何より、前走の浦和1400mの内容が圧巻。
後続に2.2秒差をつける芸当はなかなかできるものではありません。
とはいえ、それまでのレースでパッとしなかった馬であるのも事実。
今回は輸送もありますし、不安要素も多いですね。
2番人気予想は地元・園田のエムティミーナ。
デビュー2連勝中で、いずれも余力のある勝ち方。
タイム的にもなかなかいい感じのタイムですから、期待は持てそうです。
3番人気予想は門別からの参戦、キタカラキタムスメです。
まさに今回のレースに出走させようと思って付けたような名前ですね。
門別の馬は2歳戦で滅法強い、ということはもはや周知の事実。
距離が1400mに延びることが果たしてどう出るか、という懸念はありますが、門別で2勝という成績は見過ごすことができません。
予想上位人気馬の取捨選択
スティローザ
買い要素 前走は圧巻の内容。再現できれば敵なし。
不安要素 初輸送。やや成績に不安定感あり。
エムティミーナ
買い要素 園田1400mを経験済みで適性は証明済み。
不安要素 逃げて勝ってきているだけに、逃げれなかった時のもろさがないか。
キタカラキタムスメ
買い要素 この時期強い門別出身馬。なおかつすでに2勝。
不安要素 初距離、初輸送
荒れる・荒れない判定
上記の通り、何が来てもおかしくない大混戦ムードです。
力が足りない馬のレースというよりは、かなりの有望株が集まったという印象の混戦になりそう。
みんなこぞって先行狙いでしょうから、展開がモノをいうレースになりそうです。
特に、逃げて勝ってきている馬が多いだけに、これまで通り気分良く逃げれなかった時のもろさが出ると、たちまち大混戦になりそうな気配です。
積極的に穴馬を狙っていくことにしましょう。
推奨の穴馬
⑩ガーネットジェム
何度も言いますが、このレースの鍵を握るのは展開です。
これだけ逃げて勝ってきた馬ばかり集まると、どの馬も前に行きたくなるのは必然。
自ずとペースは速くなります。
そんな時台頭するのは、差し馬。
2歳のこの時点で、スピードに任せて勝つよりは、ちゃんと我慢して差す馬の方が将来性があるように思います。
そういう理由で選んだのがガーネットジェム。
前走は1230m戦でしたが、道中4番手に控えての直線一気で1着。
デビュー以来、後ろから行く競馬に徹しています。
タイム面や戦績面からいくと、やや見劣りする感じは否めませんが、この馬に向く展開と見て、穴馬指名しました。
園田プリンセスカップの予想
◎スティローザ
◯スパイスワールド
▲ガーネットジェム
△エムティミーナ
やはり前走の圧巻の走りが印象に残るスティローザを本命に据えました。
船橋・矢野厩舎の2歳馬遠征は珍しい気がするのは僕だけでしょうか。
遠征のリスクをとってもなお、出走してきたというのは自信のある証拠だと見ました。
対抗はスパイスワールド。
門別調教馬のアドバンテージは、やはりこの時期の他地区のレースでは見過ごせない要素です。
他にも門別馬がいる中で、この馬を推す理由は2走前の1200m戦の好走にあります。
良馬場で1分13秒台が2歳馬で出せるのはなかなかのものだと思います。
外枠に入ったのは残念ですが、愛知の名手・岡部誠騎手を背に、門別馬ここにあり、というところを見せてくれるのではないでしょうか。
以下、穴馬で挙げたガーネットジェムは展開がハマる可能性大。
鞍上の大山騎手も一発を狙ってくるのではないでしょうか。
抑えとして挙げたのはエムティミーナ。
今回の舞台で勝っている強みがありますね。
山田騎手は差し・追い込みが上手いイメージがあるのですが、展開を読んで、後ろから行く、ということにならないでしょうか。
うーん、それにしても予想が難しいレースですね。
本当はこういうレースは「ケン」するのも大事なんですがね。
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