門別競馬は、9月も後半に入って、今年の開催が残り少なくなってきました。
昨年は地震による開催の中止や、ダートグレードレースでの着順の取り違いなど、いろいろと問題が発生した門別競馬。
しかしながら、今年は特に大きな問題もなく順調に開催を消化できています。
問題どころか、リンゾウチャネルという三冠馬も生まれ、非常に盛り上がった年になっていますね。
このあと、エーデルワイス賞や北海道2歳優駿、そして道営記念と、ビッグレースが目白押しの門別競馬。
スーパーステションをはじめ有力馬も多くいて、熱いレースが今後も繰り広げられそうです。
このように、中央競馬だけではなく、競馬が地方各地で盛り上がってくれるのはうれしい限りです。
2歳重賞・イノセントカップ
さて、今回予想するのは、その門別競馬の重賞・イノセントカップ。
2歳馬によるH3戦になります。
距離は1200m。出走は10頭でしたが、1番のサンオブロジータが出走を取り消し9頭立てとなりました。
それではさっそく、予想上位人気馬を挙げていきましょう。
予想上位人気馬
1番人気 マナホクレレ
2番人気 リュウノゾロ
3番人気 モリノブレイク
2歳戦ですから、戦績がどの馬も十分でない中で人気上位を予想するのはとても難しいことですね。
一応、1番人気だと予想したのはマナホクレレ。
前走は中央の芝のレースなので参考外。
前々走1200m戦で1分13秒3(重)のタイムで勝利。
速いタイムでの勝ち星があることは強みですね。
2番人気予想はデビュー2連勝中のリュウノゾロ。
ただ、こちらはあまり勝ちタイムが芳しくないので、もしかすると2番人気までは推されないかもしれません。
3番人気はモリノブレイクではないかと・・・。
ここも結構悩みましたが、やはりタイム面で優秀なのでこの馬が上位人気を構成するのではないかと考えました。
予想上位人気馬の取捨選択
マナホクレレ
買い要素 ダート1200mは[3.2.0.0]で馬券外なし。勝ちタイムも優秀。
不安要素 前走で芝を使われたことによる反動がないか。
リュウノゾロ
買い要素 デビュー2連勝中で勢いあり。
不安要素 強い相手との対戦がなく、力関係は未知数。
モリノブレイク
買い要素 デビュー戦の9着を除けば、[3.2.0.0]。前走は1600m戦で2着なので参考外
不安要素 同型馬が多く、すんなり前目につけられるか。
荒れる・荒れない判定
マナホクレレは、今回出走する複数のメンバーとこれまでに対戦して勝ってきているだけに、1番人気は堅いかと思います。
また、馬券内を外すとも考えにくいかと。
ただ、それ以外の馬は五十歩百歩といったところ。
未対戦組も多く、波乱要素は大きいのではないかと考えました。
穴馬を探していきたいと思います。
推奨の穴馬
⑧クモキリ
まだ1戦のみのキャリアですが、そのデビュー戦が圧巻の勝利でした。
タイムも1分0秒2ということで、優秀だと思います。
ヴァンセンヌ産駒ということで、父の特性が出れば、もう少し本格化は先になるかもしれません。
しかしながら、レース映像を見るとわかるように、非常にいいリズムとフォームで走る馬です。
一発狙ってみるのには面白い存在だと思います。
イノセントカップの予想
◎クモキリ
○モリノブレイク
▲マナホクレレ
推奨の穴馬として挙げたクモキリに本命を打ちました。
相手が弱かったから強く見えた、ということはあると思いますが、それ以上に走り方が非常によく見えました。
コーナーの回り方といい、センスがよさそうな馬だな、という印象です。
相手は強いと思いますが、ここで勝つようならば、この先が楽しみになりそうな一頭です。
対抗としたのはモリノブレイク。
前走は1600m戦が合わなかっただけ、と考えれば、ここでの巻き返しは必至。
マナホクレレと同型の先行馬になりますが、内にマナホクレレの動きを見れるのは有利だと思い、マナホクレレよりも上の評価としました。
▲はマナホクレレ。
そんなに大差をつけて勝っていないから、あまり強いなぁ、という印象がないんですよね。
ただ、それでもきちっと勝ち星を挙げてきているので、勝負強い馬なのでしょう。
勝負強いというのはサラブレッドにとって、とても大事な要素です。
他にも伏兵というか、印を回したい馬はいるのですが、取り消しがあって9頭立てとなりました。
少頭数であまり手広くしてもどうかと思いますので、印を打つのは3頭に絞りました。
ちょっと気になるのは、前に行く馬が多く、ペースがどうなるのかが読めません。
普通に考えればハイペースになると思うのですが、2歳戦だと意外とそうならないこともしばしばあります。
毎回の逃げ口上のようになってしまいますが、当日の馬場状態や、その馬場状態にあった位置取りや脚質がどんなものなのかを、よくよく見極めておく必要があるレースになりそうです。
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