突然ですが、競馬に関するクイズです。
地方競馬と海外競馬にはあって、中央競馬にないものは?
・・・
・・・
・・・
クイズを出しておいて言うのもなんですが、答えは一つじゃない気がしますね・・・。
とりあえず、答えとして言いたかったのは「準重賞」というレースがあることです。
中央競馬しか見ない人からすると、準重賞ってピンと来ないですよね。
まあ、その名の通り、重賞ではないけど、格が高いレース、でしょうか。
中央競馬で最近始まった、リステッド競走に近いかもしれません。
というわけで、今回は大井の準重賞・’19ゴールドジュニアーを予想してみたいと思います。
ちなみに大井の準重賞は、必ずレース名の前に年度が入るので、レース名を見れば準重賞かどうかが一目瞭然です。
2歳の準重賞・ゴールドジュニアー
さて、このゴールドジュニアーですが、2歳の準重賞戦になります。
距離は1400m、今年の出走は12頭です。
さっそく、上位人気馬から予想していくことにしましょう。
予想上位人気馬
1番人気 ヴァケーション
2番人気 ゴールドビルダー
3番人気 グリーンロード
2歳戦ですので、キャリアが浅い馬ばかり。
したがって、能力差とかがはっきりしないメンバーです。
ただ、1番人気はデビューから2戦して、2着に1.6秒→2.8秒と大差をつけて勝っている真島大輔騎手騎乗のヴァケーションが有力でしょう。
また2番人気はこれもデビューから2連勝中の本田正重騎手騎乗・ゴールドビルダーが有力候補。
3番人気は難しいですが、森泰斗騎手でデビュー戦の川崎900mを1.2秒差つけて快勝したグリーンロードではないかと推測しました。
予想上位人気馬の取捨
ヴァケーション
買い要素:2歳戦とはいえ、圧倒的な着差をつけての2連勝。1400mの距離も経験済み。
不安要素:矢野騎手から真島騎手へ乗り替わり。斤量も他の馬より+1キロ。初の右回り・大井コース。
ゴールドビルダー
買い要素:大井1400m戦は経験済み。
不安要素:勝ち鞍はいずれも不良馬場。大井1400mの内枠は不利受けやすい。
グリーンロード
買い要素:900m戦で後続に1.2秒差をつけての完勝。森泰斗騎手が連続騎乗。
不安要素:前走は少頭数。大井替わり。距離延長。
荒れる・荒れない判定
ヴァケーションの前走パフォーマンスがこちら。
これを見ちゃうとヴァケーションの軸は堅いかな、と思っちゃいます。
ただ、このレース、5頭立てなんですよね。
しかも、このレースで下した4頭は、そのあと勝っていませんし、単にレースのレベルが低かっただけのように思えます。
まして、ヴァケーション自身が6月以来のレース。
不安要素満載の危険な人気馬です。
一方、ゴールドビルダーの前走がこちら。
ドロンコ馬場で、しかもけっこう厳しい競馬をさせられていますが、きっちり抜け出してきました。
レースの中身的にはこっちのほうが濃いですね。
グリーンロードの新馬戦はこちら。
これも少頭数のレースなんですが、中身はそこまで悪くないですね。
スタートもいいですし、追ってからの反応もよく、距離が伸びても対応できそうな気配でした。
そんなわけで、やや穴馬の付け入るスキが上位馬、特にヴァケーションにはあるのではないかと思い、穴馬探しに入りたいと思います。
推奨の穴馬
④サドンフォース
前走は大井の1200m戦でした。
道中は中団やや前目を追走し、3~4コーナーでスパート。
このときの脚色がよかったですね。
直線も楽な手ごたえで圧勝。
直線で追われたときにやや口向きの悪いところは見せましたが、全体的にレースセンスがよさそうな馬。
血統的にも距離延長は問題なさそうです。
’19ゴールドジュニアーの予想
◎ゴールドビルダー
○サドンフォース
▲グリーンロード
△モンゲートラオ
断然人気が予想されるヴァケーションを思い切って切ってみました。
やっぱり久々で、かつ初コース、乗り替わりというのはいい受け止め方をしようにもできません。
あえてこのレースを狙ってくるところにチャレンジングスピリットを感じますが、馬券的には敬遠したいと思います。
一方、ゴールドビルダーのほうは、上で書いたように厳しい競馬をきっちり勝ってきたところに好感が持てます。
馬場が良馬場だったときにどうなのか、というところはありますが、2歳馬のレースという不安要素満載のレースの中では、精神面で比較的安心できる馬だと思います。
以下、センスの良さが光っているサドンフォースとグリーンロード。
もう一頭、押さえとして挙げたいのはモンゲートラオ。
この馬、前走でゴールドビルダーに敗れているものの、直線で長く競り合っており、勝負根性がありそうな馬です。
矢野騎手はヴァケーションに乗らず、こっちに乗っているという点でも不気味な存在。
しぶとく粘るような展開になると台頭してきそうです。
コメント