先日、職場の後輩(♀)を誘って大井競馬に行ってきました。
その子は、ギャンブル自体がはじめてということで、馬券の買い方から、馬の見方、予想の仕方まで、手取り足取り教えてあげました。
その結果、全部で4レースやって、なんと4レースとも的中。
さすが、教える人がいいと結果が違いますねぇ。
え?僕の成績は?
ええ。
4レースとも外しましたよ。トホホ・・・。
ま、そんなわけで僕としては非常に気まずい競馬だったわけですが、幸い彼女が競馬に興味を持ってくれたようで、レースが終わった後の打ち上げでは、競馬の面白さ・楽しみ方をレクチャーしてあげました。
どんなふうにレクチャーしたかというと、やはり人からいくら「面白いよ!」と聞いてもなかなか面白さは伝わらないので、文明の利器「YouTube」なるものを使って、競馬の面白いレースをいろいろと見せてあげたのであります。
まず見せてあげたのは、1994年有馬記念。
もう1994年の有馬記念と聞けば、たいていの競馬ファンはピンとくると思います。
そう、ナリタブライアンが勝った有馬記念ですね。
しかしながら、僕が見てもらいたかったのは、ナリタブライアンの強さはさておき、レース開始直後から4コーナーまでなんですよね。
それはなぜかというのは、見ればわかります。
僕はこのレースこそが、競馬のだいご味が凝縮されているレースなんじゃないかと思うんですよね。
事実、このレース映像を見た後輩は目を丸くしていました。
そして次に見せてあげたのは、1998年金鯱賞。
ナリタブライアンの有馬記念を見て、このサイレンススズカの金鯱賞を見ると、競馬ってなんなんだろう、と思うでしょうね。
やっぱり典型的な逃げ馬がいるレースは面白いですね。
そして極めつけは2000年の根岸ステークスです。
逃げ馬→逃げ馬と見せられて、この有名なブロードアピールの追い込みを見せられたら、もう競馬の虜になること間違いなしですね。
事実、後輩は興味津々でレースを見ていました。
ただ一方で、競馬にはいろんな側面があるということを教えなければなりません。
特に、せっかく大井で競馬デビューしたのですから、地方競馬について教えてあげないといけません。
そこで見てもらったのがこちらの動画。
まあ、これも有名な動画なのですが、後輩には、こういうことも地方競馬にはあるから、よ~く人間心理まで読んで予想しないとダメなんだよってことを伝えておきました。
そんなわけで、今日予想したいのは、沖ダイブで有名な金沢競馬の重賞・サラブレッド大賞典です。
出走は11頭の2000m戦です。
早速、上位人気が予想される馬を見ていきましょう。
予想上位人気馬
1番人気 ロンギングルック
2番人気 ハクサンウェーブ
3番人気 タンクティーエー
まあ、1番人気は石川ダービー馬で前哨戦も制しているロンギングルックでしょう。
2番人気は、中央から金沢転入後圧勝続きの2連勝を遂げているハクサンウェーブ。
鞍上は吉原寛人騎手。馬主は河崎五市氏ということで、知る人ぞ知る組み合わせですね。
ここまでは、まあ予想人気としては順当でしょう。
ただ、3番人気以降が混戦ムード。
とりあえず3番人気であろうと予想したのはタンクティーエー。
前走、ロンギングルックがまさかの8着に敗れたMRO金賞で強敵相手に4着の実績が買われて3番人気に推されるだろうと推測しました。
上位人気馬の取捨選択
ロンギングルック
買い要素:MRO金賞では敗れたものの、その後前哨戦を2連勝。
不安要素:MRO金賞のように直線で前が壁になると厳しい
ハクサンウェーブ
買い要素:中央在籍時から決め手の脚はあった馬。
不安要素:金沢の一線級との対戦はこれが初めて
タンクティーエー
買い要素:MRO金賞で厳しい流れだったにもかかわらず、最後までいい脚を見せた
不安要素:同型馬が多い中で外枠なのがどうか。
荒れる・荒れない判定
順当と言い切れるほど順当ではないと思いますが、上位馬は比較的力が抜きんでていると思いますので、上位内での順位の変動はあり得ても、それ以外の馬の上位進出は厳しいかな、という印象です。
サラブレッド大賞典の予想
◎ロンギングルック
○ハクサンウェーブ
▲タンクティーエー
正直言って何のひねりもない予想ですが、この3頭で決まるものと思います。
ロンギングルックのMRO金賞の敗因は、直線で行き場がなくなって外に出したことによるコースロスということで一目瞭然。
MRO金賞は園田の有力馬もひしめいていたので、スタート直後からあまり前に行けませんでしたが、地元馬相手ならスムーズな競馬ができるでしょう。
2番手はハクサンウェーブ。
未知の魅力はありますが、鞍上・馬主の思惑が・・・。
3番手はタンクティーエー。
MRO金賞で、前目につけて、けっこう厳しい流れにもかかわらず最後まで上位争いに加わったのは立派です。
前走よりメンバー構成は落ちるので、上位進出は必至でしょう。
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