今週の南関は月曜日までが船橋開催。
火曜日からは川崎の変則開催です。
川崎の開催メインは戸塚記念。
3歳馬による2100m戦。
今年の出走は14頭です。
ちなみに去年の戸塚記念の予想はこちらでした▼▼▼

今回は東京ダービー馬が出走していますが、どことなく去年と比べるとメンバーが小粒な印象です。
南関3冠って・・・
さて、話はそれますが、門別のリンゾウチャネルに続き、今年は三冠馬がもう一頭誕生しました。
佐賀のスーパージンガ。
佐賀皐月賞・九州ダービー栄城賞・ロータスクラウン賞を制し、三冠に輝きました。
▼▼▼ロータスクラウン賞の結果はこちら▼▼▼
三冠の達成は、実に素晴らしいことです。
ところで、南関の3冠は、というと、羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービーです。
ぜんぶ大井コースなんですよね。
しかも東京ダービーとジャパンダートダービーは距離が一緒。
これは大井三冠であって、南関三冠とは言えない、というのが僕の持論。
東京ダービーはさておき、羽田盃は船橋の東京湾カップに、ジャパンダートダービーは川崎の戸塚記念に変えるべきだと思います。
異なる距離、異なるコースという、条件の違う3つのレースを制してはじめて、三冠の価値が高まると思うんですよね。
そんな「南関の菊花賞」にふさわしい(と僕が勝手に思っている)戸塚記念を予想していきたいと思います。
予想上位人気馬
1番人気 ヒカリオーソ
2番人気 ウィンターフェル
3番人気 グリードパルフェ
東京ダービー馬・ヒカリオーソが1番人気濃厚です。
ジャパンダートダービーでも果敢に逃げて5着に粘り、力は見せたと思います。
道中でサクセッサーに絡まれなければいい線いったと思うんですがね・・・。
2番人気はそのジャパンダートダービーでヒカリオーソに先着したウィンターフェル。
勝ちきれないものの、相手なりに常に上位に食い込む力があります。
3番人気はグリードパルフェでしょうか。
東京ダービーは4着。
ジャパンダートダービーは7着。
その後、黒潮盃に出走して2着と、安定した成績を残しています。
上位人気馬の取捨選択
ヒカリオーソ
買い要素:実績は断然。中7週空いたものの、これまでの戦績から鉄砲でも走る。
不安要素:同型馬が内枠にいて、すんなり逃げられるか。川崎の2100mがどうか。
ウィンターフェル
買い要素:常に掲示板は外さない堅実さ。脚質にも自在性がある。
不安要素:大外枠。左回りは久しぶりで適性は疑問符。
グリードパルフェ
買い要素:近走の成績を見ると、左回りの方が好成績を残している。夏場も順調に使われてきた強みはあり。
不安要素:後ろから行く馬なので、展開の助け必要。取りこぼしも多そう。
荒れる・荒れない判定
上位人気馬の実力は疑わないのですが、その実力と今回のレースの条件が合うかは話が別。
左回り実績が乏しいヒカリオーソにしても、内枠有利が著しい川崎において外枠を引いてしまったウィンターフェルにしても、不安要素が大きいと思います。
ここは積極的に穴馬を狙ってみたいと思います。
推奨の穴馬
②ダンサーバローズ
なんだよ、また御神本の馬かよ、という批判はご容赦ください。
御神本騎手騎乗という要素は大きいのですが、それ以上に前走・芙蓉賞(川崎2000m)のパフォーマンスが圧巻。
後続を4馬身差もつけての快勝です。
それを川崎の2000mでやってのけた、という点が大きいですね。
前目につけていながら、直線での一瞬の脚は抜群。
今回は2番枠ということで、枠番も絶好。
前に行く馬が少ない展開が予想されるので、枠を活かして楽に逃げれば、それこそ御神本騎手の腕の見せ所です。
上位進出は必至と見ました。
戸塚記念の予想
◎ダンサーバローズ
○トーセンボルガ
▲ヒカリオーソ
△ウィンターフェル
本命を打ったのはダンサーバローズ。
推奨の穴馬として挙げましたが、繰り返しになりますけど、今回の条件はこの馬にとってベスト。
前走と同じように2番手で追走する形に持ち込めば、今回のレースで一番期待値が高いのはこの馬でしょう。
次いで、トーセンボルガ。
前走、ダンサーバローズが制した川崎の2000m戦・芙蓉賞で1番人気2着。
逃げて後ろからつつかれる展開になり、少々厳しいレースだったと思いますが、最後までよく粘りとおしました。
その後、黒潮盃に出走して13着と大敗していますが、左回りに戻れば復権は可能。
鞍上に左海誠二騎手を迎え、左海×小久保の黄金コンビが成立。
馬券的に魅力を感じます。
以下、なんだかんだ言って上位争いはしそうなヒカリオーソとウィンターフェルにも印を打ちました。
ウィンターフェルが内枠だったら間違いなく本命にしたんですがね。
いくら長距離で馬群がバラければ枠順は関係ないとはいえ、大外枠はどう考えても致命的だと思います。
馬券戦略的には上記4頭のボックス買いを推奨します。
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