千両役者 オジュウチョウサン
いやあ、開成山特別のオジュウチョウサン、素晴らしい走りでしたね。
スターホース不在の競馬界において、間違いなくスターホースの一頭。千両役者だと思います。
この後オジュウチョウサンは、年内は障害レースを走らず、有馬記念を目指すとのこと。
中山芝2500mはこの馬に合いそうですね。
ステップレースはどのレースを使うのでしょうか。それを考えるだけでもワクワクします。
年末に向けて楽しみな話題ですね。
もう一人の千両役者が復活!
そして今週はもう一つ嬉しいニュースが。
落馬で負傷し休養していた、大井の帝王・的場文男騎手が、今週の大井開催から復帰することになりました。
あと9勝に迫っている地方競馬最多勝記録が、また進み始めます。
それにしても20針の大ケガを負って、こんなに早く復帰するとは…。
61歳ですよ?この人。
信じられませんね。
復帰初日は3鞍
さて、復帰初日となる7/9ですが、的場文男騎手は10、11、12の後半3レースに騎乗します。
まあ、復帰初日ですから、まあこれくらいの乗鞍で十分だと思います。
くれぐれも無理はしないで欲しいですね。
復帰初日のメインレースを予想する
というわけで、的場文男騎手復帰を祝して、復帰初日のメインレースである、オフト後楽園「ラウンジセブン」賞を予想したいと思います。
距離は1800m、頭数は16頭と揃いました。
展開が読みづらいレース
さて、このレース、非常に展開が読みづらいレースだと思います。
なんとしてもハナを切りたい馬というのがいませんので、どの馬がハナを切るのか、サッパリわかりません。
一応、前走逃げている西啓太騎手のブルーウィザードが逃げそうではありますが、この馬、本来は逃げる馬ではありません。
となると、隣枠のサノマルあたりが逃げるかもしれません。
また、的場文男騎手のマホウジンも、的場騎手が乗った2走前はハナを切ってますから、逃げの一手があるかもしれません。
隊列が決まりにくいレースのときは…
こういう確たる逃げ馬がいないときって、隊列がうまく決まらなくて、レースがごちゃごちゃしがちです。
そんな時に台頭するのは、大抵追い込み馬だと思います。
なぜなら、追い込み馬は隊列がどうなろうが後ろから行くので、レースベースの変化に巻き込まれにくいのです。
したがって、このレースの狙い目も追い込み馬だと思います。
終い確実なあの馬が本命
今回のメンバーを見渡すと、後ろから行く馬はけっこういますね。
その中で、確実に掲示板くらいまでは突っ込んでくる馬が一頭います。
3番のカズノテイオーですね。
この馬、大井転入後初戦で1600m戦を使われた後は、全て大井の1800m戦を使われています。
そして、その全てのレースで後方待機から掲示板に載っています。
まあ、勝ち切っていないところはこの馬の弱さでもあるんですが、今回は展開がごちゃつきそうなだけに、勝ち切るところまであるのではないか、と思います。
相手は絞り込んで
16頭立てなので、買い目を少し多くしたいところなのですが、このレース、そこまで買い目を多くしなくてもいいと思いました。
というのも、カズノテイオーが来るような展開なら、相手も同じようなメンバーだろう、という見立てです。
同じく終い確実な馬としては、森泰斗騎手騎乗のナリチュウドラゴンあたりも候補になりますね。
また、実績は断然でおそらく1番人気の真島大輔騎手騎乗のスギノグローアップ。この馬も後ろ目から前を見ながら競馬ができそうです。
この三頭と、的場文男騎手渾身の騎乗に期待してマホウジンの馬複ボックス3.6.9.15でいきたいと思います。
やっぱり帝王がいると盛り上がる大井競馬
やっぱり、大井の帝王がいるといないとでは、大井競馬が全然違いますよね。
大井の象徴ですからね、的場ダンスは。
あの的場ダンスがない大井競馬なんて、障害を飛ばないオジュウチョウサンのようなものです。
あ、もう飛ばないのか、オジュウチョウサンは…。
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