もう8月も終わりですね。
だいぶ暑さも和らいできた気がします。
今年は梅雨の長雨とその後の急な暑さが影響してか、梨の生育があまり良くないようです。
夏の終わりはどこか寂しさを伴うものですが、競馬界はこれからが盛り上がる季節。
夏の終わりは競馬の季節のはじまりとも言えるでしょう。
そんな競馬季節のはじまりを彩る、2歳牝馬による重賞が門別競馬場で行われます。
リリーカップ。
距離1200m、出走は13頭です。
早速、上位人気予想から入りましょう。
上位人気馬予想
1番人気 バブルガムダンサー
2番人気 コーラルツッキー
3番人気 エンジェルパイロ
前走の重賞フルールカップ(門別1000m)を制したコーラルツッキー。
そのコーラルツッキーを1200mの重賞・栄冠賞で退けたバブルガムダンサー。
そんな相手関係ならば、バブルガムダンサーの前走が芝のレースとは言え惨敗であっても、バブルガムダンサー>コーラルツッキーとなるのは必定。
3番人気は栄冠賞で1番人気に推されながらバブルガムダンサーやコーラルツッキーの後塵を拝したエンジェルパイロ。
前走の1200m戦はきっちり勝ち切っていますので、上記の2頭に次ぐ人気になるでしょう。
上記人気馬の取捨選択
では、この3頭の取捨選択に入りましょう。
バブルガムダンサー
買い要素:1200m戦で[2.0.1.0]と安定感抜群。
不安要素:前走芝のレースで大敗し精神面がどうか。栄冠賞の勝ちタイムは割と平凡。
コーラルツッキー
買い要素:前走の重賞(1000m)を快勝。
不安要素:1000m戦は負けなし3勝にもかかわらず、1200mは[0.0.1.1]。
エンジェルパイロ
買い要素:前走1200m戦は好タイムでの勝利
不安要素:栄冠賞の時点では、上位2頭と完成度の差がある印象
荒れる・荒れない判定
2番人気が予想されるコーラルツッキー。
データ上は1200mだと不安なデータばかりですが、前走重賞でしっかり勝ち切ったことは評価できると思います。
むしろ不安なのは1番人気が予想されるバブルガムダンサー。
たった1度の芝のレースでの大敗とはいえ、こういう敗戦から調子を崩す馬がいるのも事実。
3番人気予想のエンジェルパイロを含め、あまり信頼が置ける上位陣ではないと思います。
推奨の穴馬
④プリモジョーカー
ここ2戦でJRAの芝のレースを使っているので参考外。
その前のJRA認定戦でバブルガムダンサーに勝っており、ダートの1200m戦に戻れば、上位陣と力は五分だと思います。
鞍上の小野騎手は、今年デビューの新人ながら、新人とは思えない度胸のいい騎乗で門別を賑わせており、期待が持てると思います。
リリーカップの予想
◎プリモジョーカー
◯コーラルツッキー
▲エンジェルパイロ
この時期の2歳戦。
何が起こるかわかりません。
すでに重賞を制している陣営は、ある意味これ以上貪欲になる必要はありません。
一方、これまでいいところまでいってるのに、重賞を勝ててない陣営は、先の展望が開けるためには何としても勝っておきたいところ。
すなわち、勝ちきれていない陣営ほど、今回のレースにかける意気込みは高いとみました。
穴馬として挙げたプリモジョーカーは、このレースをなんとしても勝ちたい陣営のひとつ。
上位2頭は、今のところ頭ひとつ抜けているように見えますが、双方とも不安がないわけではない。
まして、重賞をすでに制しているのですから、ここから先はオマケみたいなもの…と言うとさすがに失礼でしょうか…。
本気度が高いプリモジョーカーの逆転を期待して、この馬を本命にしたいと思います。
以下、1200m戦に不安はあるものの、実績上位のコーラルツッキー。
前走、好時計で走っていて、あの時のパフォーマンスが出せればエンジェルパイロも台頭もありうるとみました。
まあ、繰り返しになりますが、この時期の2歳戦なので、伏兵の台頭は十分ありえます。
パドックでの落ち着き具合など、2歳戦だからこそしっかりとチェックしたいものですね。
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