今回予想するのは11日木曜日の大井メイン・ジュライ賞。
A2以上のクラスの1200m戦。
出走は13頭です。
このレースを予想する前に、最近気になっている本がありまして・・・。
その名も「ダート競馬の儲け方」
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ダート競馬に着目した本ってありそうでないもの。
実は芝のレースより奥が深いダート競馬。
それを分析している本とあって、僕としては、ぜひとも手に入れたい一冊です。
価格は約2,000円ということですから、買っちゃえ!という気にもなるんですけど、やっぱりここは、馬券を当てて買いたいなと思います。
というわけで、この本を手に入れて、さらにダート競馬を極めるために、ジュライ賞の予想を頑張っちゃいましょう。
大井1400mの傾向と対策
さて、大井1400mの傾向と対策ですが、以前に以下の記事で分析をしました。

このときは、出走馬に騎乗する騎手の成績を掲載しましたが、そもそも大井1400mを得意とする騎手を改めて探してみたいと思います。
大井1400mにおける騎手10傑(勝率順・騎乗回数20回以上)
勝率順 | 騎手名 | 騎乗回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 御神本訓 | 102 | 19.6% | 34.3% | 49.0% |
2 | 森泰斗 | 355 | 19.4% | 33.5% | 46.5% |
3 | 石崎隆之 | 21 | 19.0% | 28.6% | 33.3% |
4 | 矢野貴之 | 417 | 18.7% | 33.8% | 46.3% |
5 | クアトロ | 39 | 17.9% | 20.5% | 33.3% |
6 | 岡部誠 | 64 | 14.1% | 17.2% | 28.1% |
7 | 吉原寛人 | 114 | 14.0% | 24.6% | 34.2% |
8 | 真島大輔 | 368 | 13.9% | 27.2% | 34.5% |
9 | 服部茂史 | 39 | 12.8% | 15.4% | 28.2% |
10 | 的場文男 | 357 | 11.2% | 24.6% | 35.3% |
これは面白い結果となりました。
ベスト10のうち、すでに引退した騎手が1名。
短期免許の外国人騎手が1名。
南関以外の地区の騎手が3名という結果になりました。
つまり、現役の南関の騎手はベスト10のうち5名しかいない、ということです。
ただ、よくよくデータの中身を見てみると、御神本・森・矢野の3名が抜けている成績であることがおわかりいただけると思います。
現役の南関騎手5名のうち、3位の矢野騎手と4位の真島騎手の間には勝率で約5ポイントの差がついています。
騎乗回数を絞っている御神本騎手はさておき、森・矢野の2名の成績は、やはりダントツと言っていいのではないでしょうか。
大井1400mにおける種牡馬10傑(勝率順・産駒の出走回数20回以上)
勝率順 | 種牡馬名 | 出走回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | サマーバード | 21 | 28.6% | 47.6% | 47.6% |
2 | トビーズコーナー | 24 | 25.0% | 37.5% | 50.0% |
3 | キンシャサノキセキ | 75 | 21.3% | 36.0% | 45.3% |
4 | ゼンノドラゴン | 26 | 19.2% | 30.8% | 46.2% |
5 | トワイニング | 26 | 19.2% | 23.1% | 26.9% |
6 | アイルハヴアナザー | 32 | 18.8% | 25.0% | 28.1% |
7 | ディープブリランテ | 31 | 16.1% | 32.3% | 35.5% |
8 | ゴールドヘイロー | 53 | 15.1% | 18.9% | 28.3% |
9 | ローエングリン | 53 | 15.1% | 22.6% | 30.2% |
10 | スペシャルウィーク | 27 | 14.8% | 14.8% | 22.2% |
騎手に続きこちらも意外な結果。
珍しい種牡馬がトップになりました。
4位のゼンノドラゴン産駒なんて、ほとんど見たことありませんが・・・。
比較的出走回数が多い中ではキンシャサノキセキ産駒の好成績が目立ちますね。
今回の出走メンバーにも1頭産駒を出走させているだけに、要注意だと思います。
クラス別平均勝ちタイム
なお、大井コースにおけるクラス別の平均勝ちタイムは以下のページにまとめています。

こちらも参考にしてみたいと思います。
ジュライ賞の予想
◎プリサイスキング ○ダイリュウハヤテ ▲ロードシャリオ △トルナベント |
確固たる逃げ馬がいない、展開が読みづらい一戦になりそうです。
メンバーの実力も伯仲しており、難解な一戦。
本命に据えたのは内枠×騎手を信頼してプリサイスキングです。
森泰斗騎手とは前々走の大井1400mでコンビを組み1着。
この時は後ろからのレースになりましたが、本来は前目につけられる馬。
森騎手とのコンビ復活で期待大です。
以下、矢野騎手とのコンビとなるダイリュウハヤテ、キンシャサノキセキ産駒のロードシャリオ、穴っぽいところとしては、前目に行ける脚質で、福原騎手騎乗で斤量52キロと軽ハンデのトルナベント。
こういう逃げ馬がいなくて、実力伯仲のレースは、前に行く減量騎手の馬は要注意です。
人気はないと思いますが、押さえておきたい一頭です。
さあ、このレースを当てて、お目当ての本を購入、となるでしょうか・・・。
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