今回予想するのは、門別のスプリント重賞・第5回グランシャリオ門別スプリントです。
スーパースプリントシリーズの一戦、距離は1000mです。
このレースが創設されたのは2011年。
重賞に格上げされたのは2015年です。
門別って、スプリント戦のレースが充実しているイメージはありますが、たいていは1200mのイメージ。
門別の1000mって、あまりなじみがないと感じるのは僕だけでしょうか。
まったくイメージがわかないので、いつものようにデータ分析から入りたいと思います。
門別1000m 傾向と対策
脚質×馬番
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
1-7 | 11.2% | 22.4% | 33.7% |
逃げ | 34.2% | 54.7% | 68.3% |
先行 | 14.4% | 32.0% | 47.8% |
差し | 5.3% | 14.2% | 26.0% |
追込 | 0.7% | 2.7% | 7.0% |
8-14 | 10.4% | 20.6% | 30.4% |
逃げ | 32.2% | 51.1% | 66.3% |
先行 | 14.7% | 31.9% | 48.1% |
差し | 3.8% | 9.4% | 16.6% |
追込 | 0.5% | 2.6% | 4.4% |
内枠有利な傾向が見て取れます。
短距離レースということもあり、追い込みは絶望的ですね。
騎手成績トップ10(勝率順・騎乗回数20回以上)
勝率順 | 騎手名 | 騎乗回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 桑村真明 | 494 | 19.8% | 36.4% | 53.4% |
2 | 宮崎光行 | 330 | 18.5% | 37.3% | 49.1% |
3 | 五十嵐冬 | 371 | 18.1% | 35.3% | 52.3% |
4 | 服部茂史 | 356 | 17.4% | 30.9% | 41.3% |
5 | 阿部龍 | 443 | 17.2% | 31.2% | 44.5% |
6 | 井上俊彦 | 262 | 15.3% | 24.8% | 35.9% |
7 | 石川倭 | 476 | 14.1% | 24.4% | 37.4% |
8 | 岩橋勇二 | 444 | 12.4% | 25.5% | 40.3% |
9 | 加藤誓二 | 26 | 11.5% | 19.2% | 26.9% |
10 | 落合玄太 | 201 | 10.0% | 22.9% | 30.8% |
桑村騎手が一歩リード。
種牡馬成績トップ10(勝率順・産駒出走回数20回以上)
勝率順 | 種牡馬名 | 騎乗回数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | ヘニーヒューズ | 23 | 43.5% | 52.2% | 78.3% |
2 | マンハッタンカフェ | 28 | 35.7% | 78.6% | 85.7% |
3 | セイントアレックス | 19 | 31.6% | 52.6% | 57.9% |
4 | スズカコーズウェイ | 23 | 30.4% | 30.4% | 43.5% |
5 | スウェプトオーヴァーボード | 55 | 29.1% | 50.9% | 63.6% |
6 | オレハマッテルゼ | 25 | 28.0% | 36.0% | 40.0% |
7 | ゴールドアリュール | 59 | 27.1% | 47.5% | 61.0% |
8 | ケイムホーム | 50 | 24.0% | 40.0% | 50.0% |
9 | プリサイスエンド | 64 | 23.4% | 29.7% | 46.9% |
10 | ヨハネスブルグ | 35 | 22.9% | 34.3% | 45.7% |
上位2頭の成績は目を見張るものがあります。
これは門別1000mに限ったことではないのですが、マンハッタンカフェは自身が芝の長距離型だったにもかかわらず、産駒はダートの短距離で活躍する馬が多い傾向にあります。
もう残りの産駒は少なくなりつつありますが、地方競馬でマンハッタンカフェ産駒が出てきたときは、ちょっと注意した方がいい、というのが最近の僕の中でのトレンドです。
グランシャリオ門別スプリントの予想
◎メイショウアイアン ○ナリユキマカセ ▲カツゲキライデン △ショコラブラン |
最近、このブログで予想を載せるとき、いつも「難解」「難解」と言っているような気がします。
そして今回も難解な一戦だと思います。
これといった決め手はありませんが、メイショウアイアンを軸にしてみました。
前走、北海道スプリントでは8番人気ながら、直線鋭く伸びて2着。
周囲をあっと言わせました。
ただ、これで落合玄太騎手とは転入後コンビを組んで[0.1.1.0]。
南関時代の成績不振を考えると、復活したと言って過言ではないと思います。
後方一気という脚質が、果たして1000mでどうか、という心配はありますが、目下の充実ぶりを評価したいと思います。
以下、条件は厳しくなるものの、大崩れしないのが持ち味のナリユキマカセ。
オレハマッテルゼ産駒は、このコースの種牡馬成績6位で、メンバー中最上位。
▲はカツゲキライデンで、最内枠と桑村騎手騎乗を評価しました。
押さえておきたいのはショコラブラン。
南関の重賞でも安定して好成績を残してきました。
前走の北海道スプリントも4着に入りました。
今回は吉原寛人騎手が騎乗。
吉原騎手の騎乗にも注目したいと思います。
コメント