こんにちは。uskです。
前回のかきつばた記念の予想で、「平成最後の予想」になるかも、と言いましたが、5/2に行われる、名古屋の3歳重賞、駿蹄賞が面白そうなので、これを「平成最後の予想」にしたいと思います。
まあ、ただ「平成最後」が言いたいだけなので、あまり気にしないでください笑
名古屋の3歳重賞・駿蹄賞
ということで、面白そうだなと思った駿蹄賞ですが、距離は1800m、出走は12頭です。
面白いポイントは三つ。
ひとつはエムエスクイーンが久々に出走すること。
東海地区の3歳クラシック路線の最有力馬。
目下9戦9勝の負けなし。
ですが、1月の梅桜賞以降、実戦から遠ざかっていました。
いよいよ主役登場といったところです。
もうひとつの見どころは、そのエムエスクイーンと未対戦の有力馬が登場すること。
その馬はサウスグラストップ。
前走笠松の重賞・新緑賞を後続に1.6秒差をつける圧勝。
こちらは順調に使われて今回の駿蹄賞に臨んできます。
エムエスクイーンとの対戦が楽しみですね。
そしてもうひとつ。
かつてエムエスクイーンに大差をつけられて敗れたものの、その後急激に力をつけて、重賞を連勝してきたアンタエウス。
前走は中央の毎日杯を使われてシンガリ負け。
まあ、これは度外視していいでしょう。
再度のエムエスクイーンとの対戦でリベンジなるでしょうか。
駿蹄賞 予想のポイント
そんなエムエスクイーンをめぐっての見どころが満載の駿蹄賞。
予想する上でのポイントを見ていきましょう。
ポイントはやはり名古屋1800mというコース形態をどう捉えるか、でしょうか。
2016年以降の名古屋1800mで行われたレースにおける馬番別成績を見てみると、
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
1 | 9.2% | 25.3% | 40.2% |
2 | 15.9% | 26.1% | 40.9% |
3 | 10.6% | 28.2% | 34.1% |
4 | 10.3% | 17.2% | 20.7% |
5 | 9.2% | 14.9% | 29.9% |
6 | 12.9% | 22.4% | 41.2% |
7 | 8.8% | 25.0% | 28.8% |
8 | 4.1% | 9.5% | 17.6% |
9 | 10.9% | 20.3% | 31.3% |
10 | 11.1% | 24.4% | 42.2% |
11 | 9.5% | 14.3% | 14.3% |
12 | 38.5% | 46.2% | 53.8% |
となっており、大外枠が異様に好成績。
ただ、外枠が全体的に良いかと言うと、そうでもなくて、傾向を掴みづらいコースです。
よく言えば、枠の内外で有利不利がないフェアなコースといったところでしょうか。
意外と差し・追い込みも健闘
一方、脚質別の名古屋1800mの成績を見てみると、
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
逃げ | 32.0% | 48.5% | 59.8% |
先行 | 12.5% | 24.5% | 37.5% |
差し | 5.9% | 17.5% | 29.7% |
追込 | 6.3% | 11.5% | 17.3% |
となっており、地方競馬特有の逃げ先行有利の状況は変わらないものの、意外と差し追込も台頭している印象。
また、騎手の成績を見てみると、2016年以降50鞍以上騎乗した騎手の勝率順は
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
岡部誠 | 23.4% | 46.8% | 57.4% |
丸野勝虎 | 22.0% | 38.0% | 50.0% |
戸部尚実 | 15.2% | 21.7% | 41.3% |
宮下瞳 | 13.9% | 19.4% | 33.3% |
東川公則 | 13.3% | 20.0% | 40.0% |
となっています。
やはり岡部・丸野のツートップが強いですね。
マイナー種牡馬が活躍
それから名古屋1800mの種牡馬成績を見てみると
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
ディープスカイ | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
シニスターミニスター | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
ウォーターリーグ | 27.3% | 36.4% | 45.5% |
ハーツクライ | 27.3% | 54.5% | 81.8% |
ネオユニヴァース | 21.4% | 28.6% | 42.9% |
となっており、地方競馬全体のリーディングとは異なる様相。
1800mが非根幹距離、ということもあるのでしょうか。
いずれにせよ、あまり血統面を気にして印を打つ必要はなさそうです。
駿蹄賞の見解
それでは、名古屋の3歳重賞・駿蹄賞の予想です。
◎はサウスグラストップ
目下の充実ぶりを評価して本命に推します。
特に前走のパフォーマンスは圧巻。
久々のエムエスクイーン相手なら負かすこともできるでしょう。
鞍上は安定安心の岡部誠騎手。
鬼に金棒です。
○はエムエスクイーン
ここまでの勝ちタイムを見ても、この馬の非凡さはよくわかります。
なので、簡単には負けないと思います。
ただ、間隔が少し空いていることや、その間に力をつけた相手が強化されていることを考えると、磐石とは言えないのではないでしょうか。
そんなわけで対抗評価としました。
▲はアンタエウス
この馬の充実ぶりも目を見張るものがあります。
重賞の連勝は立派です。
ただ、エムエスクイーンに過去歯が立たなかったことを考えると、エムエスクイーンが休み明けの今回でも、逆転までは厳しいという評価。
前走、芝を使ったのも、あまりいいこととは思えないので、3番手としました。
むろん、上位2頭以外とは力の差があると思いますので、上位2頭以外に逆転されるとは思えないです。
これがホントに平成最後
というわけで、平成最後の予想となる駿蹄賞の予想をしました。
まあ、この3頭でかなり堅いと思います。
こういうガッチガチなレースを一点で仕留める、なんていう芸当がいつもできるようになりたいですね。
それでは、よい平成を〜♪
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