こんにちは。uskです。
いよいよ史上空前の10連休がスタートしますね。
なにも10連休にせずとも、5連休・1日出・4連休くらいで良かったのに、と思うのは僕だけでしょうか。
あまり休みすぎると、反動が怖いです。
重賞連発 地方競馬!
さて、前の記事でも紹介しましたが、10連休は競馬が熱い!

中央競馬も3日間開催ですし、地方競馬は毎日のように重賞があります。
何のしがらみもなく10連休なら、地方競馬巡りで競馬三昧の休日を過ごしたいものですね。
スタートは金沢競馬から!
連休の地方競馬重賞14連発の最初を飾るのは、金沢の重賞、スプリングカップです。
距離は1900m、出走は10頭です。
金沢って、距離体系が面白いですよね。
1500m、1700m、1900m、2100m…。
主にレースが行われるコースは非根幹距離が多いコース。
なんかこだわりでもあるのでしょうか。
金沢スプリングカップ 予想のポイント
そんな非根幹距離の宝庫・金沢競馬場で行われる1900mの重賞・スプリングカップ。
1900m戦自体も開催がかなり少ないのですが、一応傾向を見てみましょう。
まず馬番別ですが、
馬番 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 30.0 | 36.7 | 53.3 |
2 | 12.9 | 19.4 | 38.7 |
3 | 18.8 | 28.1 | 37.5 |
4 | 3.1 | 15.6 | 28.1 |
5 | 17.2 | 27.6 | 48.3 |
6 | 3.3 | 20.0 | 30.0 |
7 | 3.7 | 11.1 | 18.5 |
8 | 12.0 | 28.0 | 32.0 |
9 | 4.2 | 8.3 | 12.5 |
10 | 5.3 | 15.8 | 21.1 |
11 | 0.0 | 23.1 | 23.1 |
12 | 0.0 | 11.1 | 11.1 |
となっており、極端に内枠有利な傾向にあります。
脚質的には、
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 34.2 | 44.7 | 55.3 |
先行 | 14.1 | 25.6 | 39.7 |
差し | 7.0 | 18.4 | 28.9 |
追込 | 0.0 | 8.5 | 15.5 |
となっており、これまた極端な傾向で、逃げ・先行有利。
逆に言えば、内枠の逃げ・先行馬は人気薄でも要注意です。
また騎手では、吉原寛人騎手が[8.6.4.6]で、勝率33.3、連対率58.3、複勝率75.0のハイアベレージ。
青柳正義騎手も[7.7.5.11]で、勝率23.3、連対率46.7、複勝率63.3という、これまたハイアベレージとなっています。
金沢と言えば、藤田弘治騎手も名手として名高いのですが、上記二人と比べると1900m戦では見劣りする印象。
吉原・青柳の両騎手が乗る馬には要注意です。
持ちタイムにも要注意
そもそもこの距離を走ったことがない馬にはあまり意味のないデータかもしれませんが、1900mの持ちタイムにも要注意です。
2016年以降の金沢1900m戦で、3着以内に入った馬のタイムを見ると、2分6秒8が一つのラインになっています。
まあ、馬は相手なりに走ることがあるので、一概に持ちタイムで語れないところはあります。
ただ、一つの基準として、1900mの持ちタイム2分6秒8以上かどうかは気にしておいた方がいいでしょう。
金沢スプリングカップの見解
それでは、連休の地方競馬重賞のトップを飾る金沢スプリングカップの予想です。
◎はドリームズライン
前走は逃げて快勝。
好メンバー相手だっただけに自信の持てる内容だった思います。
勝ちタイム2.04.8もなかなか優秀。
基準タイムは大幅に上回っています。
今回も前回同様逃げれれば、この馬の内側に逃げ馬がいないだけに、楽逃げできそう。
やや穴っぽい感じもしますが、思い切って狙ってみたいと思います。
◯はマイネルリボーン
実力だけならこの馬ですかね。
1900m戦に相性のいい青柳騎手が手綱をとります。
前走は◎馬にまんまと逃げきられました。
同じ轍は踏まないと思いますし、前めで進められれば逆転のチャンスもあると思います。
▲はムーンファースト
ここ2走は3着→2着と勝ちきれないものの安定した成績。
休み明け叩かれて2戦を消化し、3戦目での本領発揮となるか。
藤田弘治騎手が1900mであまりいい成績を残していないことは気になりますが、実力的には決して見劣りしない一頭です。
△はヤマミダンス
昨年の中日杯の覇者。
1800~2000mでの勝ち鞍が目立つ馬だけに、今回の条件はベスト。
かつては金沢の大物と騒がれたヤマミダンスも5歳になりました。
こちらも休み明け2戦叩かれての3戦目。
変わり身があってもおかしくありません。
がんばれ、金沢競馬
ということで、金沢のスプリングカップを予想してみました。
ところで、最近売り上げがうなぎのぼりの地方競馬。
そんな中にあって、金沢競馬はちょっと伸びが他の競馬場に比べると劣る印象です。
各競馬場とも、試行錯誤を繰り返しながら、いろんなことにチャレンジしています。
金沢は他と比べると、ちょっとそういうチャレンジ精神に欠けるのではないでしょうか。
八百長疑惑もありますし、日本海側唯一の地方競馬場として、もうちょっと発展してもらいたいものです。
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