今宵は連続投稿のusk(@everydaykeiba)です。
平成も残すところあと半月ですか。
早いものですね。
元号が変わるからといって、何が変わるわけでもないんですが、明るい雰囲気にはなってほしいですね。
日本は暗い?
なんか、最近、日本の世の中って暗くないですか?
ネチネチした感じがするというか、陰湿ですよね。
ちょっとした失敗を殊更に取り上げて、寄ってたかって叩く。
一度失敗すると立ち直れない。
だから失敗を恐れるばかりの世の中。
なーんか、ギスギスしてて、住み心地が悪い。
なんでなんでしょうね。
日本だけか?
インターネットのせいだとか、SNSのせいだと言う人もいますが、日本だけな気がしますよ。
だって、ネットは世界中にあるんだから。
ゴルフのタイガーウッズ選手なんかがいい例ですね。
もし日本でタイガーくらいの有名スポーツ選手が、セックス依存症になって、薬物に手を出して、廃人寸前まで行ったら、まあ、立ち直れないでしょうね。
でも、タイガーは立ち直りました。
もちろん、タイガーという人間のすばらしさがあったことは言うまでもありません。
でも、失敗に寛容で、そこから立ち直る人を応援する雰囲気のあるアメリカという国だったから、というのも僕は大きいと思います。
アメリカっていろいろ問題がある国だと思いますけど、こういうところは本当に素晴らしい国だなと思います。
失敗に寛容?な社会
でも、日本でも、失敗に寛容なアメリカ社会によく似た文化を持つ社会があるんですよ。
その社会、
競馬界
と言うんですがね。
この競馬界という社会では、失敗の内容こそあれど、割と失敗に寛容です。
いくら失敗してもチャンスがもらいやすい世界だと思います。
それは、やっぱり、馬という人間ではない生き物が絡んでいるからでしょうね。
人間の失敗だけでは片づけられない要素が多分にあるからだと思います。
そして、ギャンブルというものと紐づいているから。
ギャンブルというものは、失敗があって成り立っているもの。
常に成功していたら、それはギャンブルではありません。
だから、ギャンブルである競馬は、そもそも失敗に対して寛容な世界。
・・・だったはずです。
日本社会を投影?
ところが、ここ最近の、特に中央競馬を見ていると、競馬界もなんだかギスギスしていますよね。
ちょっとした失敗騎乗をした騎手が、すぐに降ろされる。
なんていうシーン、よく見かけませんか?
かつては、厩舎で騎手をじっくり育てる、なんてこともあったのに、最近は騎乗の機会すら満足に与えられない。
騎乗機会が少ないから、その一発勝負に賭けるんですが、そこで失敗したら終わり。
実力勝負の世界とは言え、ちょっとギスギスしすぎな気がします。
古きよき日本が残る世界
その点、地方競馬は中央競馬のようなギスギス感がありませんね。
いや、まあ、内部ではあるのかもしれませんが、表にはあまり見えません。
グダグダ感は時折見えますがね。
なんか、地方競馬のグダグダ感というか、垢抜けなさを見ていると、古き良き日本っていう感じがしてくるんですよね。
特に大井とかではなく、浦和とか園田とか行くと、そう思うんです。
笠松にも行ったことがありますが、なんか時が止まったかのような錯覚すら覚えます。
こういう世界があってもいいなぁ、と思うのが、地方競馬の世界です。
マリーンカップの見解
ところで、この記事は船橋のダートグレードレース・マリーンカップの予想についての記事でした。
まったく関係のないように見える記事を書いてきましたが、実はまったく関係ないこともないんです。
いや、こじつけかもしれませんが。
マリーンカップは船橋のマイル戦ということで、全体的な傾向は、この記事の前に書いた陽春賞と同じ。

この船橋マイルの傾向をおさえつつ、「失敗を許す文化」「どん底から這い上がる」というテーマからの予想です。
◎はラーゴブルー
この馬を本命に挙げたのを見て、今日の記事を読んでくださった方の中で、
「ああ、そういうことね」
とわかる人が一人でもいれば、それはうれしいことですね。
まあ、普段南関をやらない人は、まずわからないでしょう。
この馬と「失敗を許す文化」「どん底から這い上がる」というテーマの関連性は二つ。
ひとつは鞍上です。
まあ、ここまで聞けば、
「ああ、そういうことね」
と納得する人はたくさんいるでしょう。
ラーゴブルーに騎乗する御神本訓史騎手は、身から出た錆で騎手免許をはく奪された過去を持っています。
どことなくタイガーウッズと似ているところがあると思うのは私だけでしょうか。
そんなどん底を経験した御神本騎手とコンビを組むラーゴブルーも、ある意味どん底から這い上がってきた馬です。
この馬、地方競馬で走っているのが不思議なくらい良血馬なんですよね。
しかも、きょうだいは芝馬ばかり。
この馬も最初は中央で芝を使われていたのですが、結局勝ち鞍を挙げられず川崎へ。
この時点で、馬の経歴としては落ちこぼれですよね。
でも、そこからダート適性を発揮して、地方転入後、ここまで[8.2.1.1]
どん底に落ちた天才騎手と、落ちこぼれの良血馬。
その人馬が復権をかけて、屈強な中央馬に挑むダートグレードレース。
ギスギスした日本社会に見せてあげたいシチュエーションだと思いませんか?
ダートグレードレースへの挑戦自体は昨年夏の川崎・スパーキングレディー(6着)以来。
また、今回のレースも12月の重賞・東京シンデレラマイル(1着)以来。
いろいろ不利な条件は重なっているものの、鞍上の船橋マイルにおける相性の良さでカバーしてほしいと思います。
○はアイアンテーラー
好不調が激しい馬ですね。
前走大井のTCK女王盃は特殊な馬場もあいまって12着に大敗。
ただ、船橋コースは2走前のクイーン賞で1着。
外枠で気ままに走れれば、いい結果に結び付くと思います。
鞍上の浜中俊騎手も、かつては若手の一番手と目されていたのに、ここのところ奮いませんね。
ここらで復調のきっかけをつかんでもらいたいものです。
▲はチークス
突如覚醒した感のあるこの馬。
名古屋で4連勝して、その後川崎に転入した初戦は4着。
ところが、そこから圧勝続きの4連勝です。
下級条件のレースばかりなので、一気に相手強化となるこのレースでどこまで対応できるかは不透明ではあります。
ただ、地方たたき上げの馬ですから、応援したいですね。
マリーンカップのまとめ?
ということで、船橋のダートグレードレース・マリーンカップを予想しました。
まあ、今回は予想というか、ポエムですね。ポエム。
つい最近もポエムに近い予想を記事にしてしまいましたが、まあ、筆者が楽しんでブログを書いていると思っていただいて、ご容赦いただければ幸いです。
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[…] 2019年4月17日 船橋11R マリーンカップの予想今宵は連続投稿のusk(@everydaykeiba)です。 平成も残すところあと半月ですか。 早いものですね。 元号が変わるからといって、何が変わるわけでも […]