今夜は冷えますね…。
usk(@everydaykeiba)です。
明日は関東北部で積雪とか。
巷では「平成最後の寒波」とか言われています。
なんでもかんでも「平成最後」って付ければいいもんじゃないと思いますが…。
園田クラシック第1冠目 菊水賞
冷え込んで寒いので、余計なことは言わず、園田の重賞・菊水賞を予想したいと思います。
このレース、園田のクラシックレースにおける第1冠目となります。
距離は1700m、出走は11頭。
ここまでの戦績が充実している、楽しみなメンバーがそろいました。
菊水賞 予想のポイント
さて、この菊水賞。
1700m戦なのですが、ステップレースのほとんどが1400m戦なんですよね。
園田の1400m戦の馬番別の傾向(2016年以降)を見てみると、
馬番 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 8.5 | 18.6 | 28.5 |
2 | 9.6 | 19.9 | 30.2 |
3 | 9.5 | 19.2 | 30.3 |
4 | 10.6 | 20.9 | 31.0 |
5 | 9.7 | 19.5 | 29.6 |
6 | 9.9 | 20.0 | 30.5 |
7 | 9.8 | 19.1 | 29.2 |
8 | 11.0 | 20.8 | 30.6 |
9 | 10.4 | 20.9 | 31.0 |
10 | 11.6 | 22.1 | 30.2 |
11 | 9.1 | 16.3 | 26.0 |
12 | 10.0 | 20.5 | 28.9 |
となっています。
一方、1700m戦では、
馬番 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 10.1 | 21.3 | 32.4 |
2 | 11.5 | 24.7 | 37.1 |
3 | 10.9 | 21.4 | 32.4 |
4 | 11.9 | 20.4 | 33.6 |
5 | 10.2 | 19.6 | 30.0 |
6 | 9.2 | 22.4 | 31.6 |
7 | 9.0 | 17.1 | 26.8 |
8 | 5.7 | 16.6 | 26.0 |
9 | 14.9 | 22.6 | 31.3 |
10 | 10.6 | 20.1 | 30.0 |
11 | 8.8 | 14.9 | 20.0 |
12 | 5.7 | 14.0 | 19.1 |
となっています。
両者を見比べてみるとわかりますが、1400m戦は、真ん中よりの馬番が好成績ですが、1700m戦は内側の馬番が好成績を残しています。
前哨戦の1400m戦で枠の有利不利で、実力を発揮できていなかったような馬。
そんな馬がいたとして、今回の1700m戦で内枠に入るようなことがあれば要注意ですね。
また、脚質ですが、1400m戦だと、
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 25.8 | 42.2 | 53.7 |
先行 | 13.9 | 28.0 | 40.3 |
差し | 6.5 | 15.2 | 25.1 |
追込 | 2.6 | 6.4 | 12.9 |
ということで、地方競馬特有の逃げ・先行有利傾向なのですが、1700m戦になると、
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 29.7 | 43.3 | 51.7 |
先行 | 12.3 | 26.9 | 40.0 |
差し | 6.2 | 15.2 | 26.3 |
追込 | 3.0 | 7.8 | 14.3 |
となり、全体的な傾向は変わらないものの、追込の比率がやや高くなります。
1400m戦で後方からレースを進めて、結果を残せなかった馬がいれば、1700m戦替わりで台頭する可能性があります。
要注意ですね。
菊水賞の見解
それでは、園田のクラシック第1冠、菊水賞の予想です。
◎はアイオブザタイガー
ここまで13戦6勝。[6.5.2.0]という成績。
13戦して馬券外になったことがないという馬。
キャリアが浅い馬ならば馬券外になったことがない、というのはザラにいます。
しかしながら、13戦して馬券外なしは、誇れる内容だと思います。
安定感は抜群です。
脚質も前に行く競馬ですし、金沢や門別で1700m戦を経験。
実績を残している点も評価できます。
堅軸でしょう。
○はオオエフォーチュン
前走JRA若葉賞は参考外。
注目すべきは2走前の笠松・ゴールドジュニア。
出遅れて最後方からの競馬になりましたが、3コーナーあたりから進出を開始、直線で鋭く伸びての1着。
伏兵扱いではあったものの、強敵相手に鮮やかな競馬でした。
もう一度、あのような競馬ができれば面白い存在になりそうということで対抗評価としました。
▲はジンギ
アイオブザタイガーと対戦して1勝1敗。
ほぼ互角の力があると言っていいでしょう。
この馬も1700m戦での実績があるのは心強いと思います。
また、ハナを切らずともいい先行馬なので、展開に注文がつかないのも魅力的です。
あとは、他の馬よりキャリアが浅い分、戸惑うようなことがなければいいんですが。
△はバンローズキングス
こちらも2走前に1700m戦を経験しており、なおかつ勝っています。
3走前にジンギ以下にちぎられての7着でしたので、力関係的には劣る可能性はあります。
ただ、重馬場とはいえ、2走前に叩き出した1700mのタイムは優秀。
馬場次第では台頭がありうると見て押さえておきました。
菊水賞のまとめ
というわけで、園田の菊水賞を予想してきました。
予想してみて、メンバーが粒ぞろいなだけに、難解なレースだなぁ、という印象を受けました。
上記以外にも印を打ちたい馬がたくさんいました。
ただ、やっぱり11頭しか出走しないのに、たくさん印を打つのはいかがなものかと思い、4頭に絞り込んでいます。
こういうレースは、現地でしっかり馬の調子を見て、買い目を決めたいですね。
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