こんばんは。
先日の桜花賞の結果が悔しくて、未だにレース映像を見たくないusk(@everydaykeiba)です。
グランアレグリア、来ないと思ったのになぁ。
そして、そのグランアレグリアはオークスに向かわない可能性あり、だそうで。
またノーザン×ルメールの使い分けですか。
こういう競馬、見たいですかね?
つまんないなあ。
ブリリアントカップの影響をモロに受けるエイプリル賞
さて、本日予想したいのは、4/11(木)の大井メインレース、エイプリル賞。
古馬A1クラス、距離は1800m、10頭立てのレースです。
距離が同じブリリアントカップが今日(4/9)ありました。
ブリリアントカップの方は、超豪華メンバー。
そのあおりを受けて、ブリリアントカップには足りないメンバーがこちらにこぞって出走。
好意的に見れば、勝ち目のないレースに出るより、勝ち目のあるレースに出てきたということ。
エイプリル賞のメンバーの方が本気度は高いかもしれません。
エイプリル賞 予想のポイント
では、エイプリル賞を予想する上でのポイントを確認してみましょう。
基本的には距離とクラスが同じブリリアントカップの傾向と同じ。

すなわち、
- 逃げ・先行馬有利
- なぜか4枠が有利で6枠は実績なし
というレース傾向は準用できるでしょう。
馬齢別の大井1800m成績
加えて、ブリリアントカップ予想時に考慮しなかった馬齢別成績を見てみましょう。
まず、3歳以外を除く下級条件まで含めた1800m戦では、
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
4歳 | 9.9 | 18.9 | 27.1 |
5歳 | 7.7 | 16.7 | 22.2 |
6歳 | 5.0 | 11.0 | 19.9 |
7歳 | 8.0 | 15.9 | 23.9 |
8歳 | 2.9 | 5.9 | 8.8 |
9歳 | 0.0 | 8.3 | 12.5 |
10歳 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
となっています。
これをA2以上の上級クラスでふるいにかけると、
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
4歳 | 12.9 | 25.8 | 35.5 |
5歳 | 9.3 | 20.4 | 22.2 |
6歳 | 7.5 | 10.0 | 17.5 |
7歳 | 7.9 | 18.4 | 34.2 |
8歳 | 0.0 | 0.0 | 4.2 |
9歳 | 0.0 | 10.0 | 10.0 |
10歳 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
となります。
この成績を見る限り、4歳馬の成績が良く、逆に高齢馬には厳しいと言えます。
今回のエイプリル賞、高齢馬が多く出走していますので、要注意です。
大井1800mが得意な騎手
また、ブリリアントカップ時に考慮しなかった点では騎手成績があります。
A2以上の上級クラスの1800m戦で、2016年以降の騎乗回数が10回以上、なおかつ勝率が10%以上の騎手は、
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
今野忠成 | 14.3 | 21.4 | 42.9 |
笹川翼 | 13.3 | 20.9 | 33.3 |
森泰斗 | 10.5 | 31.6 | 42.1 |
真島大輔 | 12.5 | 18.8 | 25.0 |
石崎駿 | 23.5 | 23.5 | 35.3 |
繁田健一 | 21.4 | 28.6 | 28.6 |
となっており、リーディング上位の騎手が好成績を残しています。
一方、今回騎乗する騎手でリーディング上位の中では、大井の帝王・的場文男騎手の成績が芳しくありません。
A2以上の上級クラスの1800m戦における、2016年以降の的場騎手の成績は、15戦して
勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
的場文男 | 0.0 | 20.0 | 26.7 |
となっています。
ブリリアントカップではクリスタルシルバーとのコンビで3着に来た大井の帝王ですが、勝ち切るところまではいかないようですね。
展開面が読めない…
ところで、この大井1800mが逃げ・先行有利であることは、ブリリアントカップの記事でも、今回の記事でも触れました。
ところが、今回のメンバーを見ると、全く逃げ馬がいません。
逃げ馬どころか、前に行く馬すらもはっきりとわかりません。
こういうメンバー構成のときは、各陣営が牽制しあって、どスローになるパターンが多くあります。
一方で、どスローになるのを見越して、果敢に前に行って逃げ粘るというパターンもよく見かけます。
後者の方は的場文男騎手がよくやるパターン。
ですが、今回の騎乗馬と、的場騎手自身の大井1800m成績を考えると、狙いたくはないですね。
となると、あり得るのは、前者のどスローパターン。
どスローパターンになると、騎手の仕掛けどころが重要になってきます。
リーディング上位の腕のある騎手の騎乗馬は抑えておきたいですね。
加えて、脚質に自在性のある馬も抑える必要があるでしょう。
いくら騎手に腕があっても、ついてきてくれる馬でないと意味がありません。
エイプリル賞の見解
それでは、大井のエイプリル賞の予想です。
◎はバルダッサーレ
東京ダービー馬ですから、実績的にはメンバー中随一。
さらに脚質の自在性もあります。
笹川騎手とのコンビも手があっています。
距離も最近使われているマイルより、長めのこっちの方が向いているのではないでしょうか。
中央から転入してきて、いきなり東京ダービーを制したこの馬。
なんだかんだで6歳になりました。
一時期の不調は脱して、力なりの走りはできるようになっていると思います。
メンバー構成からいっても、ここは確実に勝っておきたいところだと思います。
◯はスギノグローアップ
この馬も自在性のあるタイプ。
鞍上の指示に応えてポジションを取れる馬です。
前走は1番人気に推されながらの4着でしたが、勝ち馬とは0.1秒差の僅差。
4走前にはこのコースで勝ち鞍もあり、得意としているコースです。
真島騎手とのコンビも相性が良さそうですね。
▲はアルタイル
地方転入後、2着→7着。
ただし、1600m→1400mで、この馬にとってはちょっと距離が足りない印象。
今回の距離延長はプラスです。
最内枠を引いたので、スタートさえ決まれば、インベタで進められるはず。
鞍上の森泰斗騎手が、やや不調気味なのは気になりますが、人馬とも巻き返しに期待しましょう。
△はカンムル
ここのところ成績が奮いませんが、適距離でないレースばかり使われていた印象。
ようやくこの馬のベストの距離でレースができます。
山崎誠士騎手とは、2017年の羽田盃以来となるコンビ。
このときは8着に敗れていますが、果たしてどうなるか…。
人気はないと思いますが、一変に期待したい一頭です。
エイプリル賞のまとめ
というわけで、大井のエイプリル賞を予想しました。
まとめると、
- 基本的にはブリリアントカップと同じ傾向。
- 高齢馬は厳しい条件
- 逃げ馬不在で展開が読めないので、騎手の手腕が重要
といったところでしょう。
ブリリアントカップ観戦記
ところで、何かとこの記事でも比較対象とした大井のブリリアントカップ。
超豪華メンバーが集まり、いてもたってもいられず、
現地観戦してきました!
勝ったのはキャプテンキングと坂井英光騎手。
現地で見てて、パドックでひときわ好気配が目立ちましたので、急遽買い目に入れました。
それにしても、1800mをこのメンバー相手にこなしてしまうのは驚きです。
この後、川崎マイラーズかさきたま杯に進むとのことですが、目下の充実ぶりならば、次戦も積極的に狙いたいですね。
2着はこのブログで◎に推していたタービランス。
直線のタービランスvsキャプテンキングのたたき合いは思わず声が出ました。
赤岡騎手の騎乗ぶりは、このブログで想定していた通りの騎乗でしたので、個人的にはとても納得感のあるレースでした。
人気になっていたサウンドトゥルーは後方から脚を伸ばすも8着に敗れました。
パドック・返し馬とも好気配でしたが、事前に指摘した通り、やっぱり御神本騎手と手が合ってないように思います。
2番人気のヒガシウィルウインは、またもや伸び切れず4着。
この馬もパドックで好気配でしたが、レースではズブさが出ましたね。
ちょっと乗り難しくなってきている印象です。
3着には帝王・的場文男騎手のクリスタルシルバー。
返し馬で的場騎手がやたら入念に乗っていたのが印象的でした。
現地観戦の重要性
やっぱり現地に行くと、中継ではわからないような雰囲気や情報がたくさんあります。
あらためて、現地観戦の重要さを再認識しました。
そして、
やっぱり競馬場で馬を見るのは楽しい!
今日はとても寒かったのですが、これから暖かくなります。
そうなれば、もっと現地観戦がしやすくなりますね。
今回のような好メンバーが揃うレースは、ぜひ生で見に行きたいものです。
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