こんにちは。uskです。
昨日の川崎・卯月オープン。
勝ったのはディアドムスでした。
久々の勝利でしたね。
返し馬で少し歩様が硬いかな、と思ったので、馬券からは外してしまいました。
思ったより前が流れて、ディアドムスには楽な展開になりました。
御神本騎手の好騎乗だったと思います。
今年の御神本騎手は、昨年ほどの驚異的な勝率と連対率ではありません。
しかしながら、ここぞというところでの騎乗が光ってます。
このブログでもよく言ってますが、上手い騎手の条件は、馬の邪魔をしないこと。
昨日の御神本騎手の騎乗を見ていて、
やっぱり上手いなあ、
と感じました。
いろいろあって、しばらく騎手として騎乗できない時期があった御神本騎手。
よくぞ戻ってきてくれたと思います。
混戦かつ激戦のル・プランタン賞
さて、今日予想したいのは、佐賀の3歳牝馬による重賞、ル・プランタン賞です。
ル・プランタンはフランス語で「春」という意味。
佐賀競馬でフランス語、ですか・・・。
距離は1800m、出走は12頭。
西日本の各地から出走馬が集まり、多彩なメンバーが揃いました。
混戦かつ激戦が予想されます。
ル・プランタン賞 予想のポイント
各地から出走馬が集まっているこういうレースでは、前走比較ができません。
なので、展開面から予想を組み立てるほかないかと思います。
今回のメンバーを見ると、逃げて実績を残してきた馬が人気を集めそうですね。
ただ、その「逃げ」、本当に
「逃げ」
なのでしょうか。
前にもこのブログで指摘しましたが、純粋な逃げ馬なのか、それともただ単にスピードの違いで逃げた形になっているのか、この点の見極めが大事です。
前者の場合、同型の馬がいると、道中競り合ってしまって、最後に失速というパターンがよくあります。
一方、後者の場合は、逃げない形になった時に、折り合いがつくかどうかがカギになります。
折り合いがつけられて、脚をためられれば、同型馬がいたとしても問題ありません。
一方、折り合いを欠くようなことがあると、前者の場合と同じような形になって、直線で失速する可能性が高い。
なので、これまで逃げて結果を残してきた馬の取捨は、過去のレース映像を見ないといけません。
そして、折り合いがつくタイプの馬か否かを見極めることが肝心です。
ル・プランタン賞の予想
過去のレースを見比べてみた結果の、佐賀の3歳牝馬重賞、ル・プランタン賞の予想です。
◎はスーパージンガ
この馬は前めの競馬で結果を残してきた馬ですが、天性の逃げ馬という感じではありません。
過去のレースは、スピードの違いで先頭に立つ形になっただけ。
その証拠に、前走は古馬相手に逃げずに完勝。
なので、すぐ外枠にいる、同じく逃げて結果を残してきたナンヨーオボロヅキがいても、この馬に影響はありません。
そもそも、距離の面から言っても、前走の1400mより、今回の1800mの方が向いているのは明らか。
未対戦の馬との力関係はわからないものの、地元開催の地の利と、そもそもの能力の高さを買いたいと思います。
◯はワイエススカイ
笠松からの参戦となる同馬。
対戦してきた相手を見ると、粒ぞろいのメンバーが揃っています。
そのメンバーからはやや力が劣る今回のメンバー。
内枠を活かして、上位に食い込めるのではないか、と見ました。
カネヒキリ産駒ということで、これまで走ってきた1400m前後の短い距離よりも、少し長い距離の方が適性がありそう。
先行できる形に持ち込めれば面白いですね。
▲はユノートルベル
この馬の血統を見て
「あ!」
と思った方は、なかなかの地方競馬通。
母がトウホクビジンは生涯成績163戦13勝のタフネスさで有名な馬です。
まだ園田の条件戦を勝っただけの馬です。
しかし、最初に使われていた短い距離よりは、少し長めな今回くらいの距離が向いていそう。
そもそも西日本ではレベルの高い園田の馬だけに、軽視は禁物です。
△はナンヨーオボロヅキ
高知転入後の3戦はいずれも圧勝。
レベルの違いを見せつけた格好です。
勝った全てのレースで、スピードの違いからハナに立ってレースを進めています。
しかしながら、このスピードの違いで勝ってきたという点が気になります。
ただ単に周りが弱かっただけの可能性が非常に高い。
そんなキンシャサノキセキ産駒が、遠征で、しかも距離延長となります。
不安以外にありません。
とはいえ、赤い彗星・永森騎手が、こんな不安要素に対して無策だとも思えません。
そういった永森騎手への期待の意味も込めて、印を打つことにしました。
永森騎手には高知競馬の意地を見せて欲しいですね。
佐賀競馬の重賞
というわけで、佐賀の3歳牝馬の重賞、ル・プランタン賞を予想しました。
ところで、佐賀競馬には重賞競走が多くあります。
一時期よりはだいぶ減ったものの、中央競馬ばりに、毎週のように重賞が行われています。
重賞だから、さぞかし賞金が高いと思いきや、それほど高くはありません。
個人的には、重賞には重賞らしい賞金が用意されるべきだと思っています。
もちろん、各地の事情があるでしょうから、賞金の多寡が出るのはしかたありません。
ですが、かつての佐賀で頻発していた、1着賞金が2桁万円のような重賞は、重賞自体の価値を低くするもの。
やめた方がいいと思います。
賞金を高くする
→その賞金目当てに強い馬が出走してくる
→レースのレベルが上がる
→ファンがレースを見る・賭ける
→売り上げが上がる
という好スパイラルを回すためには、やはりそれなりに高い賞金が必要です。
最近、どこもかしこも好調な地方競馬ですが、こういう好調な時こそ、賞金の増額をするべきです。
地方競馬の持続的な発展のためにも、賞金の増額は、佐賀に限らず、各地で検討して欲しいですね。
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